コリアンフード探訪

アンニョンハセヨ。店長の河守信(ハ スウシン)です。
このコーナーでは、わたしが子どもの頃から口にしてきた
もっともポピュラーな韓国の食べ物を紹介していきたいと思います。
第4回  ミヨック(miyokuk) 韓国風ワカメスープ
今回紹介するのは「ミヨックです。

韓国人にとって「ミヨックは、特別な食べ物です。

わたしもそうでしたが、誕生日の朝は必ずお母さんが「ミヨックを作ってくれ、家族みんなで「ミヨックを食べながら誕生日を祝います。誕生日には友達からも「ミヨックを食べた?」と聞かれるぐらいです。

それから、ワカメはヨードやカルシウムが多く含まれている栄養価の高い食品ですから、妊婦が赤ちゃんを生んだ後も、「ミヨックを食べます。ワカメは血液を生成し、きれいにする機能を持っているので、産後のお母さんには、とても良いと言われています。それで、韓国では赤ちゃんが生まれた家にワカメを贈るという習慣があります。

このように、誕生日を迎えた人や産後のお母さんが、必ず食べる「ミヨックも、食べてはいけない人がいます。
その人とは、入試を準備している人です。試験の日に「ミヨックを食べることはタブーになっています。ワカメを水に入れておくと、つるつるになるので、「試験に滑りやすくなる」と言われているからです。それで受験生のいる家では、試験当日だけでなく試験が終わるまでずっと「ミヨックを食べなかったりもします。
第3回  カルグス (kalguksu) 韓国風うどん
今回紹介するのはわたしの大好きな「カルグス」です。

わたしは、カルグが大好きで、「明洞カルグス」と書いてある看板のお店を見ると、食べたくなり立ち寄ります。ソウルには、何故かこの「明洞カルグス」と書いてある看板のお店が多いです。ソウルのミョンドンで流行った
カルグがあまりにも美味しかったからでしょう。

カルグは地方により、味がさまざまです。農村地域では鶏肉でだしをとり、ホバク(ズッキーニ)をいれるカルグ、山間地域ではいわしでだしをとったカルグ海沿いの地域になると、あさりなどの貝でだしをとったカルグなど、その地方ごとに特徴のある味をかもし出しています。

わたしが好きなのは、鶏肉、ズッキーニなどを煮立った肉汁の中にいれ、だしをとり、そのだしの風味がよく染み込んだ麺で、味は淡白だけれど、どこか奥深い味を生み出すカルグです。

お店のカルグは、ズッキーニ、そぼろ肉、ワンタンなどの具、そして麺の量がとにかく多くて、一杯まるごと食べると男の人でもお腹いっぱいになるくらいです。おかわり自由で、ご飯もサービスなので、まだイケそうな人はカルグのスープにご飯を入れて食べてみてください。わたしもそうですが、これが一番おいしいっていう人もいるくらいです。だから大食いの人にはもってこいの食べ物?かも。
第2回  トッポッキー (ttokpokky) 韓国餅のコチュジャンソース煮
 今回紹介するのは屋台の人気メニュートッポッキーです。

 トッポッキーはすべての韓国国民の大人気の食べ物と言っても過言ではありません。わたしも子どもの頃から、おやつには、お菓子代わりにこれを食べていました。学校に通っていたときも下校途中に屋台があると思わずそちらに足が向いてしまうものでした。

 韓国に旅行に行って来た方は、もうお分かりだと思いますが、街中を歩いていて目に付くもののひとつが屋台です。その屋台でアジュンマ(おばちゃん)がおしゃもじでかき混ぜているもの。見るとケチャップでからめたウインナーソーセージみたいな食べ物がトッポッキーです。 実はこのトッポッキーの正体、ウインナーソーセージではなく韓国のお餅を、キャベツや卵などと一緒にから〜いコチュジャンソースでからめたものです。

 今では、いろいろとアレンジされてきて、屋台で一緒に売っているマンドゥ(餃子)とか天ぷらなどと一緒にお皿にのっかった「トッポッキーデラックス」や、辛ラーメンの麺と一緒にからめられた「ラポッキー」というものも若者の間で大人気です。
第1回  キ(kimpap) 韓国風海苔巻き
まず第1回目は「キムパプ 」です。

今でもそうですが、わたしの子供の頃、遠足のお弁当といえば、なんといってもキムパプ でした。遠足の日にはお母さんが朝早くからキムパプ をつくってくれました。お母さんの愛情がこもった手作りのキムパプ を持って遠足に行く、これが韓国の子ども達の楽しみでもありました。
学校でわたしがお弁当でキムパプ を持っていけば、「今日弟か誰か遠足に行ったの?」と聞かれるほど、キムパプ は遠足のお弁当の定番です。家庭によって具も違い、韓国ではキムチと肩を並べるほどポピュラーで人気のあるお母さんの味です。

韓国の街を歩いているとキムパプ 屋さんをよく見かけます。外から覗いてみると、たくあん、ごまの葉、にんじん、ごぼう、ほうれん草、卵、ソーセージ…など、色とりどりの食材が並んでいます。その食材でまるで曲芸をしているかのように手際よくキムパプ をつくっているお店のおばさんがいます。店によって最近はキムパプ の具もさまざま。色々研究されキムパプも進化しているようです。キムチが入るキムチキムパプ 、牛肉が入るソゴギキムパプ 、チーズが入るチーズキムパプど 。それから、今はやりのヌードキムパプ、ふつうの海苔巻きは海苔でご飯と具を巻きますが、これは海苔と具をご飯で巻いたタイプです。キムパプ はお腹がすいた時、手軽に食べられる韓国のファーストフードです。


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